草木染 ちりめんを染めてみました。

2019年10月6日

草木染のお話です。

韓国でも草木染は人気で自然染色とか天然染色といわれています。

色がやはり目に優しいです。ただ、水の成分によってそれぞれが出す色が違いますし、媒染の%、染料の濃さが全然違いますのでこんな色もあるのっていう草木染の時もあります。

草木染の材料は田中直染料店が有名で、この染料の質の良さは韓国でも知れ渡っていて、よく材料を頼まれます。韓国では日本の物を不買運動していますが、とんでもない!!日本の物よく買ってくれてますよ、韓国の方は。この間はハズキルーペ、ciqiの拡大鏡など特別感満載ので、デザインの良いものは関係なく私は昔から頼まれていますので、何が不買運動だっちゅうの。韓国にはまだないものって多いから不買なんてことしてらんないっていうんですよ。みんな報道を信じすぎてますよ。

さて、さて、話は草木染に戻って。

田中直染料店の植物染料は安定しているので高価ですがいいですよ。そこで売っている精錬処理された生地も染まりがとってもいいです。

田中直染料店で購入したちりめんを染めたものです。ちりめんの味わいのある凹凸はアイロンがけしっかりしてるので全く立体感ありませんがのり付けするとこうなります。伸びきった状態ですが文様がきれいですね。

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色ですが左から、玉ねぎ、緑葉パウダー、コチニール(アルミ媒染)、コチニール(錫媒染)、五倍子×蘇芳、ログウッドです。ムラもなく厚めなのですがきれいに染まってます。

韓国へお嫁入した布です。

特別なものを作りましょう!!それが生き残る道かもしれません。とにかくものづくり、技術、知識、今は実いりの悪いものですが、感覚が必要なものは残るものだと信じています。

 

 

sarone