ちょっと聞いてください!②

2020年10月23日

10月に入ってから、いろいろとコロナ後の経済の悪化を教えてくれるニュースが多いですね。

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アパレル大手のワールド(神戸市中央区)は9日、9月に200人の希望退職を募集した結果、294人が応じたと発表した。11月20日付で退職する。特別加算金などの関連経費約15億円を、2020年9月中間連結決算(国際会計基準)に計上する。約200人の募集に対して、294人が退職することになったという。希望退職者は40歳以上で募集していた。

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まあ皆さん聞いてください。(この言い方は人生幸朗という昔の芸人のぼやきネタでよく使われたセリフです)

やめたい方が多かったってことですよね。アパレルに将来性がないと思われたのか、セミリタイアする方がいいのか。早くに職を変えるのも手です。特別加算金15億ってことは1人当たり500万円ですよね。再就職先がなくとも1~2年はどうにか食えそうな金額ですね。また、退職金にプラスして500万もらって、退職金も含めて7%ぐらいの運用したら10年後には倍になりますからね。還暦に2000万円以上の預金は出来そうですね。とにかくやめられた方の判断はよかったと思うんです。ワールドはまだ9000人以上社員がいると聞いてるんですが、どうなるんでしょう。安くても品質のいい物が手に入ることから、低コスト思考は広がっており、ファッションはロープライス化が進んでいるといえるでしょう。ユニクロとかワークマンなんか商品むっちゃコスパもいいですよ。アパレルの将来はどうなるのか、私も知りたい。

 

カスタムオーダーになるなら、今から個人が手芸、洋裁を習って、手作り服を自作するのが普通の、昭和の時代のような状態になるとしたら私がしている刺繍のレッスンもまだ生き残れるかもです。

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ボーナスが減給

すべての企業がボーナス減給ちゃうんかな? 巣ごもりで業績上げたところも多いのですべてではないでしょうが、ANAはゼロ、三菱自動車は2割減(といっても給与700万に賞与180万なので大した減額ではないですね)、旅行社、鉄道、テーマパーク、宿泊施設、公務員などなどボーナスが減ってしまいます。

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一番痛手を受けている業界は仕方がないですが、新入社員も来年は取らないという企業も増えてますね。公務員までもが減収になるのは異例な状態だと思うんです。そうなると2021年は明らかに税収も少ないので、公的なサービスが予算縮小でしょう。家計にも痛手ですから来年も、気を引き締めてお財布の口も引き締めてという状態かもですね。

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金融は大改革中のようですね。システムが整ってきて人がいらなくなってきたとも言えますが。各大手金融機関が、柔軟で多様な働き方を選べるようにする動きに広がってきた。みずほフィナンシャルグループは希望すれば週休3日や4日で働ける制度を12月にも導入する。資格の取得や専門知識を深める時間に充て、それぞれの業務とセカンドキャリアの充実につなげてもらう。あいおいニッセイ同和損害保険では週1日だけの出社を認める制度を今月から始めた。

みずほの坂井辰史社長が6日、日本再生に向けた金融の役割を探るプロジェクト「金融ニッポン」のトップシンポジウム(主催・日本経済新聞社)で明らかにした。

銀行や証券、信託銀行などに勤める計4万5千人程度から希望者を募る。導入に向けて従業員組合と協議を進める。週休3日以上の制度を本格的に導入するのは3メガバンクで初めてだ。

増えた休日を生かし、資格学校や大学院、ビジネススクールで知識やスキルを磨くことを想定している。利用にあたっては土日に加え、毎週決まった曜日を休みとする。給与は週休3日だと従来の8割、週休4日の場合には6割まで減る。

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まあ皆さん聞いてください。(この言い方は人生幸朗という昔の芸人のぼやきネタでよく使われたセリフです)

昔の話なんですが、約25年前に韓国で生活を始めたときに語学堂(語学学校)というところに入校した時のクラスメートの中に地方銀行の方がいて、会社からの留学制度で会社のお金で留学生活送っている方が数名いました。羨ましい話でした。ただ、その銀行今はありません。その時代に日本の金融が韓国に入っていたかもなんですが、何のために留学をさせたのか私にはいまだに謎です。

このような対策をして社員のスキルを磨くことを推奨しているようですが、スキルアップの費用は個人持ちでしょう?会社が出してくれますか?社内起業や、銀行業務に必要な資格持ったところで法律も金融商品もどうなるかわからないものです。いっそのこと関係のない職種に挑戦して、週3日は金融、週2日は飲食系とか、残り2日はyoutuberとか。好きなことしていればストレスはたまらないので休みなくても平気になりますし。隔週で出来る仕事にすれば週2日は休めるので、そういった働き方が出来る体制になってきたと思えば、今はいい時代です。

私、実は35年前に金融関係で仕事してたんですね。マル優の時代で、中期国債ファンドって商品が証券会社の人気商品で、郵便局の定額貯金があって、半年複利6%ぐらいの金利の時代です。その時代に貯金していたものが、私の韓国生活を支えてくれました。10年後には倍の金額になっていたので、15年間の韓国生活はその預金が助けになってくれたんです。1千万ぐらいにはなっていたんですよ。全て使い切ってすっからかんになってしまいましたけど、自分に投資してきたんですよ。

バブルが崩壊してからの金融機関に将来性を感じてないのと、ネット銀行、ネット証券があるので、手数料の高い銀行をもう使わなくていいんですよね。個人が都銀とか地方銀行とかと取引していても、あんまりメリットないです。信金と組合と農協とか共済とかのほうが個人には有難い存在なんで、銀行の数はもっと減ってもいいと思うんです。

そして保険、預金感覚のものは絶対するなですね、2012年ぐらいまでは、いい商品ありましたが今は保険の商品はリスクがあります。自賠責、入院とか障害保険はある程度入っていたらいいとは思うんですが、生命保険はどないなもんか?見直さないといけない保険が私もあります。保険も最低限にしないと金融商品としてはあまりいいものはないです。

さて、さて、銀行も銀行株が落ちこの先の金融機関には不安点が多くて、菅政権では地銀再編をする予定だし、2,3年は危機管理をもって金融機関を見ていかないとと思ってます。銀行株持ってるからですけどね。

菅政権になって私は一抹の怖さを感じています。

「自助、共助、公助」この言葉の裏には、頑張らない人は誰も助けてくれない、国ももう助けてあげられない、依存するなと言っている気がします。でも、それは当たり前のことなんでしょうね。頑張るから皆手伝ってくれるし応援してくれる。菅政権は襟を正す厳しい政権ではないかと思います。

 

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