8月の韓国スウィーツ グループレッスン 写真です。

2017年8月8日

8月はソンピョン(松餅)月間。

韓国の旧盆はチュソク(秋夕)といい、お正月よりも大切な名節です。

その時に作るのがソンピョン。

ソンピョンは松餅と書きます。その年に収獲された米を粉にして湯でこねてから、中にアンをくるんで、形を作ってから、松の葉を敷いた蒸し器で30分ぐらい蒸して、仕上げにごま油を塗ったお餅です。松の葉を間に挟みながら蒸すので、松の香りがお餅に染みこみ、松の葉の形が餅に押されて自然を感じさせてくれます。だから松の餅と書き、もう一つ、松葉餅という名もあります。

松の葉は、殺菌効果や防腐作用があり、松の葉を煮たお茶は、消化を助けるということで、松の葉茶というのも韓国にはあります。松の花の黄色い粉を飲料にしたりもします。
ソンピョンは名前が17世紀からあるので、その時から作られていたようです。代表的な形が半月の形ですが、地方によって形も変わり、皮の食材も変わり、中に入れる餡も違い、それによって~~ソンピョンと名前がつけられています。中に入れる餡はいろいろあり、地方によってはその土地の特産物で作っていたりしますが、小豆・緑豆・蜂蜜・桂皮・黒豆・枝豆・栗・柚子・砂糖・胡麻・松の実・胡桃・なつめ・生姜・醤油などの食材を2・3種類混ぜて作られています。
ソンピョンにはさまざまな言い伝えがあり、ソンピョンの形を上手に作れてこそ、女性はよい男性に出会え、妊婦はかわいい女の子を産めるといわれました。また、ちょっと蒸したらなかったり、捏ね加減がよくないソンピョンを噛めば女の子を生み、ちゃんと蒸せておいしいソンピョンを噛めば、男の子を産むという俗説もありました。また、ソンピョンの中に松葉を横にして入れて、蒸してから端を噛んで見て、松の葉の根元の方だと女の子で、とがった方だと男の子だとう占いのようなことをしていたそうです。それで妊婦がわざと蒸しあがったソンピョンを噛んでみる習慣もあったということです。
その年に収獲した稲からとった出来立てホヤホヤの米で作るのが、オリョソンピョンと呼ばれます。韓国ではバンアッカンと呼ばれる精米所があり、そこに一晩水につけた米を持って行き、粉に挽いてもらいます。新米で作るトックは本当においしいです。

ソンピョンは秋夕(チュソク)の代表の食べ物ですが、秋夕だけでなく、陰暦2月1日の中和節(チュンファジョル)の行事の時も作るそうです。この日は農作業を始める日でもあり、使用人たちに年の数だけソンピョンを配り労働意欲を高めたということです。形も大きく、生地も分厚くして、黒豆を中にたくさん入れて、大きいソンピョンという意味の名前がつけられています。
秋夕のソンピョンは、各地方によっていろいろな形がありますし、皮になる米粉をこねた生地にいろいろな食材を混ぜて、色とりどりのソンピョンを作ります。 朝鮮半島の北側の地方は 比較的に大きくソンピョンを作り、南側は小さめに見た目もきれいに作るそうです。

月麓のグループレッスンで作るソンピョンはレベルをあげて、味も幅広く⑤種類、見た目に面白く楽しく成形して作ります。

モシチョゲ(朝鮮はまぐり)型、よもぎの葉型、カボチャ型、松ぼっくり型、ボール型、見た目なんかワクワクしませんか。

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今回のグループレッスンで3すが、台風のせいで9日の午後2時に勝手ながら変更させていただきました。

そのため空席ありますので、もしお時間都合のつくかたはこんなに急で申し訳ないんですが、是非やってみてください。

8月9日(水)午後2時からです。

 

ソンピョン作り今月はまだまだ続きます。

こちらは天然色素で中はゴマあんで作る伝統的な形のバージョンです。

3色ソンピョン

8月11日(祝) 午後2時から、こちら空席1あります。

8月12日(土) 午後2時から、8月13日(日) 午前10時半から こちら両日空席あります。
形作りがレッスン内容なのでどなたでも難しくなくできると思います。
レッスン料 5000円
お一人40個ぐらいコツコツ作ってお持ち帰りです。タッパをお持ちいただければ型崩れせずお持ち帰りいただけると思います。
こちらのレッスンはCOOKPAD料理教室にも登録しております。
ただ今キャンペーン中で1000円割引になりますのでよろしければご利用ください。お得ですよ!!
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